変な色で濃く染められた一日でした。充実してた、っていえば充実してたのかな。


電子辞書の追加コンテンツのCD-ROMが手に入りました。Amazonで注文してた、イタリア語の辞典のやつです。紙の辞書を買うのもいいかもしれないけど、やっぱり電子辞書の手軽さは捨てられないよね。それに、一時間半近くかけて通学する自宅生としては、なおさら身軽でいられるほうがありがたい。
それに、音声入りっていうところにも惹かれます。紙の辞書で発音記号確認しつつ、っていうやり方もいいとは思うんだけど、発音は耳で聞いたほうが覚えやすいかな、って思うんですよね。聞きながら、自分の口で発音する。なるべく体の色んな器官を動かして、体に染み込ませるほうが、すっと入ってくる気がします。


あと、入試の得点が送られてきたから、せっかくなので晒します。我ながら自己顕示欲が強いな、って思うけど・・・いいよね、もう。どうせそこまで知り合いは見ておるまいてw
点数につい拘っちゃうのは、学力偏重主義に漬かった人間の悪いクセだよね。

国語 66
外国語 87
数学 32
日本史 35
地理 42
2次計 262

センター 787
総合換算点 358.1889


思い出話混じりに、各教科についてコメント。


〇国語
やっぱり最後まで伸びなかったね。国語ばっかりは、仕方ないんだと思います。試験の直前まで現代文の得点を伸ばそうと必死だったけど、それは得点を動かす要素にはなってくれなかった。
結局現代文の力の源泉って、それまで生きてきた人生の豊かさでしかないんだと思います。いっぱい経験積んで、いっぱい本読んで得られる、読んだ文章を消化・吸収する材料みたいなもの・・・それを持っているかどうか。読解力って、そういうことなんだと思います。現代文の点数っていうのは、その人の教養を反映するものなんじゃないかな。
でも、教養って言葉も難しいよね。なんていうか、人によって教養ってよりけりで、一概に一つの言葉で表せるもんじゃない気がする。大学教授の教養っていうと、学問的なものだろうし、大工さんの教養っていうと、いかに立派な家を作れるかということと関わることになるもんね。「現代文の力とは、教養の深さそのものである!」って言っちゃうのは、ちょっと語弊があるのかな。

〇外国語
やっぱりこれくらいか、って感じかなぁ。試験終わってから、「大失敗!」だとも、「大成功!」だとも思わなかったし、90点に乗せるのは、俺の力じゃ無理だろうっていうのも、ちゃんと分かってたから。
でも、英語だけはずーっと武器として頼りにしてたから、それなりの点数をとることができてよかったです。これからも英語は頑張って勉強していきたいな。

〇数学
意外でした。文三の採点は数学が甘いっていうから、30台後半くらいはくると思ったのに、それほど伸びてきませんでした。
多分、それなりの易問だった第1・2問については、計算ミスを許さない採点をしなすったんだと思います。そうじゃないと、みんな30台後半くらいで固まっちゃって、差のつけようがなかったんでしょうね。
ということで、来年受験する人は、絶対計算ミスには気をつけましょう。特に「これは取れる!」って思った問題については、とりわけ慎重になったほうがいいよ!

〇日本史
採点甘すぎだと思います。俺に35点なんて、絶対もったいない!
だって俺、日本史についてはペラッペラな学習しかしてないんだぜ。用語は人並み以下にしか覚えてない。論述は誰にも採点してもらってない。「歴史はどうせ、最後には暗記で決まる」って思った瞬間、日本史に対する気持ちは、死んだように冷めてった。
大日本史の対策のポイントは、確かに流れの理解です。でも、単発の知識の暗記を頭ごなしに否定して、浅い知識だけを振りかざして本質を探そうとした俺みたいなやつに、こんな点数は出しちゃいけなかったと思う。
こんな分かりきったような発言を垂れ流せるのは、理屈はどうあれ受かったからなんだけどね。それでも、俺の甘々な取り組みに対する評価にしては、これはあんまり正当じゃない、という思いは拭えません。

〇地理
直前期に我慢して勉強したから、とってもうれしいです。苦しい苦しいと思いつつも、結局ちゃんとやりぬけたもんなぁ。そこにこの評価がついてきてくれた・・・よろこばしいことだわ。

〇総合
一応文一受けても受かってたよ!っていうのは、なんだかんだうれしいです。絶対何があっても文三受けてただろうけど、一番てっぺんにだって、伸ばせば手は届いてた。ちょっとした自信になるなぁw
といっても、何があったって俺は文三を目指してたと思いますけどね。自分のやりたいことに一番近いところで勉強したいな、って気持ちは、先が見えてたって、変わんなかったと思う。それに、今の文三生としての生活は、すっごく楽しくて充実してるしね。


コメント以上!すっごく長々しちゃった・・・w


色んなところで言ってますけど、大学に入っちゃえば、その先大事なのは大学での過ごし方であって、過去の栄光じゃないんですよね。だから、この成績に何らかの形でとらわれて、方向を見失うことだけはしないようにしたいと思います。ちゃんと、今やるべきことをやらんとね。

リハビリ

しばらくぶりに机の前に座って勉強しました。イタリア語を、一時間半ほど。まだ辞書を買ってないのでそんなにガッツリはできませんでしたが、リハビリにはなったと思います。
辞書は、勉強している間中、しみじみと必要だと感じたので、早速電子辞書の追加コンテンツをAmazonで注文しました。実はAmazon使うのは、初めてだったりします。本なんかは時々ネットで買いますが、別のサイトを利用してるんですよね。一番よく使うのはビーケーワンかなぁ。
うちが全然Amazonを使わないのは、中古で物を買うことがないからです。なんか、母親がやたらとカード支払いを恐れてるんですよね。というか、俺の性格に不安を感じてるみたい。使えれば糸目をつけずに金を使うもんだから、カードなんかに慣れさせたらやばい、と思ってるんでしょう。まぁ、実際そうだから、あんまりクレカとか俺は持たない方がいいかもしれない。
なんでどんどんあるだけ金使っちゃうんだろうなぁ。全能感みたいなもんが、気持ちいいからかな。なんでも買える、なんでも出来る、という感覚が、快いんだと思います。実際のところ、自分の力でも何でもないんだけどね。親の力であり、お金の力でしかありません。バイト代に関していえば、前者は当てはまらないものの、少なくともお金で物を変えるのは、自分に力があるから、というのとは少しずれる気がします。
頑張って帳簿つけて、無駄遣い減らしていかないと。そうじゃないと夏とか困りそう。

呑めや食えや

最近は本当にそんな感じ。机の前に座って勉強しなくなってるのは、マジでやばいかもしれない。電車で本読んでるだけじゃ、冗談抜きで脳が退化していきそう・・・。
一昨日のコンパはなんとかうまくいきました。二次会まで盛り上がったし。初の大仕事としては、うまくいったかな、という感じです。まだまだ色々と改善の余地はあるけどね。まぁ、これからもっとスマートに飲み会を催す術を身につけていきたいな、と思います。コンパ係っていう肩書きは、なんとか仕事してるからこそ辛うじて保たれてるに過ぎませんから(笑)
で、今日は五月祭(東大の文化祭みたいなやつです)の模擬店で出す食品の試食会をやってきました。先輩が去年発案して成功した品を、そのまま引き継いだ感じだったので、全く失敗はありませんでしたね。とっても美味しかった。感想ぜひとも書きたいけど、そこまで踏み込んだ話はこっちじゃしにくいんだよなぁ。


授業も本格的に始まりました。
今日は眠気を出来る限りぶっ飛ばし、講義を一生懸命聴きました。ノートも、目を醒ましつづける方法という意味もこめて、ちゃんととりまくりました。ノート取ってるると、講義の良し悪しってなんとなく分かりますね。取りにくければ、そんなにうまく話せてないんだな、って思うし、体裁の整ったノートが簡単に作れれば、その人の話は上手いんだな、って感じます。
高校のとき、そんなにノートを取らない方だったんで、新しい発見が結構あって楽しいです。


さて、明日は2限からなので、少し洋書を読み進めてから寝ようと思います。

ぬーがくすき

入学式でございました。これで、晴れて正式に東大生となれたわけですね。授業が本格的に始まっていたりして、もうすでに実感は十分湧いちゃってるわけですが。
今日の式は一時間ほどで終わったのですが、ほぼ半分くらいの時間は、濱田総長がしゃべり倒したせいで潰れました。本当に長々とお話しになられてて、聞いてるこっちとしては疲れました。隣の席に座ってた3人は寝てたしね。やっぱり、どんな場面であろうと、長い話ってのはそんなに歓迎されないんですね。
あと、祝辞を述べたのが緒方貞子さんだったのは、すごかったです。というか、すごかったようですね。俺は政治にも経済にも国際関係にも疎いので、いまいちぴんとこなかった(笑)だけど、
「緒形貞子様より、祝辞をいただきます。」
みたいなアナウンスがあったときのどよめきは、総長が壇上に上がった時の比ではありませんでした。総長ドンマイ!
それから、宇宙飛行士の野口さんのお祝いメッセージ(録画)が流れたときには「おぉっ」って思いましたね。これはさすがに俺でも分かるし(笑)でも、途中まで生中継だと思っていたのに、そうではないと判明した時に少し萎えました。なんで野口さんちょくちょく瞬間移動してしまうん・・・。
でもまぁ、なんにせよ、いい入学式でした。多分。
今日はあいにくの雨でしたが、おそらくずっと忘れられない一日として心に残り続けるでしょう・・・多分。


さて、今日は18時から飲み会です^p^ で、その後は友達の家に泊まってきます。ということで、また明日。

桜が

どこを見ても、最近は桜がきれいですね。
多分、もう盛りの時期はすぎてるんですよね。桜の木の下には、だいたい花びらが散ってるし、風が吹くと、秒速五センチの速さで花びらが降りてくる。満開をすでに迎えて、徐々に花を落とす段階に入ってるんでしょう。
桜ほどに目を惹く花は、多分他にはないでしょうね。春という季節の性格を、そのまま抽象したような、つまり春そのものみたいな花ですからね。噴き出るように咲いていく様子は、春の自然物がもつエネルギッシュさを連想させますし、明るい桜色は、新しい生命のサイクルの始まりを思わせます。
花びらが枝から降りてくる様子、きちんと眺めたことありますか?一枚一枚が、肌にさえ感じられない微風にまで煽られ、あいまいな日の光をあちらこちらに向けて映しながら、静かに降りてくるんです。雪が降るさまに似ている、という人がいますが、そうは思えません。桜は、もっと頼りなげです。取り返しのつかなさを、強く意識させるんです。
桜は、始まりを連想させると同時に、終わりを強く暗示するものです。背反した印象を、一緒に抱えてるんです。だから、爆発的なエネルギッシュさを、我々に強く抱かせるんだと思います。

ぬぬぬ

イタリア語ちょくちょく勉強してますが、大変自学はやりにくいです。教科書が簡素すぎるから、どうにも分からないところが多くなりがちなんだよね。早めに先生に相談して、オススメの参考書を教えてもらおうと思います。


閑話休題。ようやく歯の治療が終わりました。
俺の前歯って、歯並びが悪いせいで、ものを噛む度に上と下がカチ合うんです。普通は上の歯が下の歯にかぶさるんですけど。だから、俺の下の前歯は、いつも神経を刺激されていたんです。時々痛みも出ました。
で、そういう事態が深刻化して、神経の炎症にまでいってしまったのが、去年の晩秋でした。


最初に痛みが出始めてから半年近くになるよね、もう。模試の時痛かったんだから、そうだ。よく覚えてますとも。
キリキリと前歯が痛み出したけど、初めはほっといた。そしたら、どんどん痛くなって、生活に支障出始めて、諦めて歯医者に行ったら「神経とらなきゃダメ」って言われて。んで、神経抜いてみたら、余計痛みが強くなって、薬漬けの日々が始まった。あの頃は眠るのも辛かった。起きてるうちはまだ気が紛れたけど、真っ暗の中で目を閉じると、歯の痛みにばかり意識がいって、全然休まらなかった。
ようやく問題なくなったのが年明けだったかなぁ。覚えてないな。でも、センターは無事に受けられたから、そんなに酷い痛みはなかったんだと思います。
神経抜いた穴に初めてちゃんと詰め物をしたのは、二次試験前ギリギリだった。その頃になるともう痛みもなくって、試験も全く問題なく受けられた。今思うと、ほんと幸運でしたね。もし痛みがあと少し遅れて出ていたら、と思うとぞっとする。


ほんと、体だけは大事にしていこうと思います。歯の完治を機に、もう一度健康の大切さを噛み締めてみる23時でした。

翻訳論

今日、待望の第一回目の授業を受けてきました。
早速感想ですが、とても面白かったです。面白いっていっても、おかしいとか滑稽といった面白さじゃないですよ。ちょっと高尚な言い方をするなら、学問的に、というのかな。興味深かった、というのが正しいかもしれません。
ただ、授業の時間が時間だったので、眠気がかなりきつかったです。なにしろ魔の14時半です。バカみたいに眠くなりました。
せっかく面白い授業と出会えたのに、寝ちゃうなんてあまりにももったいないよね・・・。どうしよ、眠くならない方法を開発しないとなぁ。とりあえずブラックブラック?あとはひたすら、ノートとりまくるか。


今日は意外と早く帰って来れたことだし、一生懸命本読もう。源氏物語はあまりにも強いですが、ついに光源氏が死んだことだし、気持ち切り替えて読み進めていこう。