もう少し本音で

mixiで「○○は俺の嫁!」みたいなことをばしばし書くような度胸はない俺なので、CLANNADの具体的な感想はこっちで書くことにしました。


友だちが昨夜、
「明日キミの家でクラナド見る日だよ覚えてる?」
というメールを送ってきて、あぁそんな約束してたっけ、じゃあ明日うちにおいで、みたいなノリで話が進んだので、今日の午後は彼と一緒に新品のPCの前に座ってCLANNADのDVDを見ました。5巻までノンストップでした。7時間半画面見つめっぱなし。
でも、飽きませんでしたね。全然見るのやめようって気になりませんでした。それだけ心をもっていかれました。
まず、9話までは風子が可愛い。ほんとにツボでした。外見といいふるまいといい、「こんな子いたら絶対一生手元において面倒見るのに!」って思うくらいでしたね。
で。もうその時点で十分引き込まれたのに、そこからあのストーリー展開ですよ。忘れられていくのに、健気な風子。頑張る岡崎と渚。覆せない無情な逆境に、押し流されていく人たち。幸せなのに、悲しすぎる結末。奇跡。だめ、書いてると頭の中にフラッシュバックして両目が熱くなってくる・・・。
感情移入も甚だでした。「作り物の感動なんかじゃ絶対泣かない」っていうのが俺の信条だったのに、そんなのあっけなく崩されました。息をするたびに、涙が溢れそうになって、本当に苦しくなりました。
それから、14話までは、ことみですよね。ひらがな三つでことみ!こっちも涙腺やられかけました。
ただ、風子のエピソードに比べると、感情移入しきれなかった。やっぱり、親や友だちがそばにいることが当たり前の環境にしか、身を置いたことがないからかな。失って再び得て、それで初めて分かるありがたみ、みたいなものを、知らないからでしょうか。
ただ、なんにせよ、予想以上に強烈な印象を焼き付けてくれたアニメだった、というのは言うまでもないです。素晴らしかったです。DVDは5巻までしか見ていない(2クール分はさすがに無理でした)のですが、是非早いうちに続きを見たいと思います。